マンガ喫茶漫遊堂店長の日記

京都市内(西院・高野)で営業するマンガ喫茶漫遊堂店長のブログです。

火の鳥


鬼才手塚治虫氏が

多くの出版社を渡り歩きながら、それぞれの読者に対して等身大に描いた作品です。



 一人の人間から出てくるアイデアとは大凡思えないその内容の濃さと、独特の生死感は圧倒的です。
 火の鳥から想起される、不老、不死、輪廻など、同じ不死の象徴である八尾比丘尼、ロボット、行き過ぎた医療。

講談社から出版されているコミックでは全十六巻の作品となっておりますが、短編集となっておりそれぞれが独立しています。短いので一、二百頁のものから長いのでも三巻をまたぐほどの長さです。
そしてそのなかでは火の鳥と言うテーマのみが一貫していますが、それぞれの短編は時代も環境も背景もまちまちです。
手塚治虫は読んだことがないという方、どこから読んだらいいのかわからないという方のとっかかりにこの作品は良いのではないでしょうか。
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