マンガ喫茶漫遊堂店長の日記

京都市内(西院・高野)で営業するマンガ喫茶漫遊堂店長のブログです。

聲の形


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 『退屈と戦うこと』を人生の目的としていた将也、小学校卒業を前に取り巻く環境は緩やかに変化していた。そのころ難聴の少女・硝子が転校してきたことで、退屈しのぎの標的は硝子となってしまう。無邪気さゆえのいじめは合唱コンクールをきっかけに教室中に広がり、硝子はとうとう転校してしまう。
行き場のなくなった標的は将也へシフトし、中学入学後は無関心へと変わった。将也は中学高校5年間を孤独に過ごすこととなる。 高校三年春、少年は厭世観から死ぬことを決意し、その前に『やり残した事』の精算、硝子への贖罪を決意した。
 
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 以上が第一巻のあらすじです
 高校三年生の年齢になり、硝子との繋がりから当時のクラスメイトとも友好を持つようになっていきます。それぞれが感じる罪や後悔に基づく行動、耳が聞こえない故の手話と言う対話、誰かと友達っぽく振舞ってみたり、気持ちのズレが口論や喧嘩につながったり、コミュニケーションというワカラナイモノをテーマに、その輪郭を見つけていくような、読み応えのあるすばらしい作品だと思います。


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